2016年4月13日水曜日

近況

工場の看板を掛け替えるだけなのに大変な忙しい日々を送っています。
先週末は久しぶりに買い物に繰り出して、石原慎太郎がかねてより批判していた金権政治家田中角栄を自伝スタイルで描いた小説『天才』を読んでいます。
あとは、少し前に放映していたNHKスペシャルの原発メルトダウン88時間のドキュメントを観ています。この作品は非常に分かりやすくできていて、福島第一原発2号機がいかに危機的な状況となり、かつ、制御不能になっていたのかを初めて理解しました。この2号機はまったく手をつけられず、最後、現在も原因不明の謎の衝撃音とともにサプチャン圧力がゼロになって、最悪の事態を免れた。しかしそれは人為的に免れたのではなく偶然に免れたのであって、格納容器の破壊が起きていたら、福島第一原発だけでなく、近くで冷却中だった福島第二原発からも退避せざるを得なくなり、両原発が制御不能になり大量の放射能がまき散らされ、東日本の人間がみんな引越しする羽目になっていた・・・ということらしいですが、そうなっていたら日本は第2の戦後のようなことになっていたのではないかと考えました。

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